水芭蕉咲く匠の道を歩こう

まずはあららぎ湖前

このモニュメントは位山にある謎の模様の掘られた巨石を模して造られたもの

 

パワースポットという人もいるみたいですが、先生、UFOを呼んでいるわけではありません(^^)

 

船山、カオレ岳、位山三山を望みながら、この三山にまつわる伝説のお話からスタートです。

国土交通省HPより

「官道」とは中央集権国家であった律令制時代、中央と地方を結ぶために整備された道路です。

情報や指令の伝達、兵役の移動、租庸調といわれる当時の税の徴収のための道路でした。

 

7官道のうち「東山道」から飛騨へ延びるのが「飛騨支路」

その一部が今も現存し「位山官道」と呼ばれています。

 

庸と調を免除された代わりに匠の技術を都へ差し出していた飛騨地方。

つまり位山官道は飛騨の匠が都へと行き来した道です。

 

古道が残る場所まできょろきょろ、春を見つけながら南下します。

ところどころで先生のミニ講座を聴きながら

あちこちで春の息吹が感じられる気持ちのいい散策です。

 

タムシバの花は食べられるよ。との一声に、おそるおそる口にします…

なんとレモングラスのような爽やかなお味!

 

タムシバ=噛む柴が語源との説もあり、杣人が仕事の合間に噛んで疲れを癒したのだとか。

都へと向かう匠もきっと、この花に力づけられながら歩を進めたことでしょう。


水芭蕉の群生地にも立ち寄りました。

まだ少し早かったかな。

さてこれが位山官道。雰囲気がありますね。

石畳ではないのですが、なんとなく大きめの石が埋まっていたり、人工的に切り開かれた様子がうかがえます。


ここで自己紹介タイム♪

みなさま素敵な方ばかり。

komorebiは、こんな人と人のつながりも大切にしたいと思っています。

石碑のところからさらに南下する道

ここの石畳は近世に入って整備されたものなのだそうです。

 

けれどこの木は何百年もここにいて、きっとここを通る人たちを見守っていただろう…。

 

伊藤先生の穏やかな語り口に惹きこまれます。

 


都から飛騨に帰ってきた匠も見たこの景色…

 

きっとこのイチイの巨木の前で足を止め、

ひらけた山頂に目をやったことでしょう。

その胸にどんな想いを抱いていたことでしょう。


今回はkomorebi2年目第一弾のイベントとなりました。

事前にひだの未来の森づくりネットワーク」←click!の「オンラインcafe森」で位山官道を学び

森のなりわい研究所所長 伊藤栄一先生←click!のご案内で森を歩きました。

 

cafe森に参加いただいた皆さまありがとうございました。

そして伊藤栄一先生、ありがとうございました!!


さてここからは番外編♪

解散後なごり惜しく、あたりを散策しましたよ。

 

思い思いに森の声を聴く姿にちょっと感動…!

森でつながるご縁はいつも本当に素敵です。

 

 

ご参加いただいた皆さま、心よりありがとうございました。

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