仕立ての仕事の合間によくお散歩に連れて行ってくれたというお母さん
道端の野の草を手に取ると、ササっと結んでウサギに変身させて・・・
ワークショップは小松氏の幼少の頃の思い出話から始まりました。
(小松氏、ご自身を『おじさん』と呼ばれます。以下そのように記載させていただきます♪)
今回会場として選んだのは高山市の「若者等活動事務所 村半」
築140年という伝統家屋が、地域活性化や若者たちの交流の場として再生されています。
そんな素敵な場所の一角、南蔵が会場です。
参加者の皆さん各々、自分たちのフィールドで探したエノコログサを持ち寄りました。
うさぎ キツネ いもむし そしてさるぼぼ!
結ぶ時のちょっとしたバランス加減がポイントです♪
夢中で作る動物たち
ちょっと曲がったキツネでも、耳の短いうさぎでも、どの子もみんなチャーミング
あちこちで「ぴょん♪ぴょん♪」「コンコン!」「遊ぼうよ~」なんて声があがります。
しっかり覚えて子供たちに伝えてほしい
そんな願いを込めて、今回のワークショップの対象はあえて大人限定。
子どもたちに、どんなふうに拡がっていくか、楽しみです♪
おじさんが、このワークショップで伝えようとしているのは
『野の草で遊べる自然や平和な世の中を、次の世代に伝えていくことの大切さ』
そのことを知った時、いつか飛騨での開催をお願いしたいと思いました。
ぎふ木育指導員になってすぐに訪ねた工房で
「木育ってなんだと思いますか?」
なんて質問を投げかけた日のこと、おじさん覚えてみえるかな(笑)
おもちゃ作家として、自然遊びのプロとして森と人をつなぐ
そんなあこがれの『おじさん』に来ていただくことが実現し
私にとっても感激の一日となりました。
おじさんがお母さんから受け継いだ自然への愛と平和への願い
ここにしっかりと根を下ろし芽吹きますように
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