オオハンゴンソウで草木染め

今月の活動はオオハンゴンソウの除去と、その草たちを使って草木染めをしてみました。

まずはいつもの森へと向かいます。

いつ来ても癒される~!

山野草と呼ばれるような草花もたくさん生えています。

今回、オオハンゴンソウの除去について、事前にオンラインで下調べをして臨みましたが・・・

なかなか根っこからとるのはむつかしい。しかも時期が遅すぎて種がついてしまっているものも多く

逆にまき散らさないように花をそっとちぎって根っこを抜くという手間もかかってなかなか進みませんでした。

 

それでもできる範囲でやろう。が今年の目標です。

こどもたちも頑張ってくれました!

 

けど、引っこ抜きながら、ちょっと複雑な心境にも。

山野草と言われる花と、この黄色い花と、何が違うというんだろう・・・。

いつも刈っている笹だって。

 

せめても、その色を草木染で写し取ることで、なにか埋め合わせたいような心境でもありました。

オオハンゴンソウの他にも、いつも刈っているササと、たくさん落ちていたクリのイガを持ちかえってきました。

今回は草木染の先生も、森の整備からご参加くださいました。

先生のご指導の下、火をおこし、鍋に草を切って入れて煮ます。火と言えば、komorebiのすっかり定番になった飾り炭も作りましたよ。

思い思いに絞って、鍋に入れて、ついに広げる瞬間はわくわくです。

なんて素敵な色合いなんでしょう!!

オオハンゴンソウは淡い黄色に染まりました。
特定外来種であり生態系に悪影響を及ぼすとされているオオハンゴンソウですが、そもそもこの地域では植えられた歴史もあったのだそうです。綺麗だからと持ち込まれ、増えすぎるからと除去されて、人の都合で大事にされたり邪険にされたり…
いったん増えてしまったオオハンゴンソウを絶やすには、正しく取り扱ったとしても5年から7年はかかるのだそうです。できる範囲も知れています。
人が自然をコントロールすることなんてできません。だからこそ何が必要で、私たちはどう関わるかを考える事が大切なのだなと思います。
オオハンゴンソウが見せてくれた優しい色を手に取りながら、今日のkomorebiはそんな事を語り合いました。

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